ロレーロ(写真なし)

 幕末から明治初期の日本に駐在したポルトガルの副領事、ジョゼ・ダ・シルヴァ・ロウレイロ。
 坂本龍馬が乗船中に沈没したことで有名な「いろは丸」を、日本に売却する仲介をしたポルトガル側の責任者。(「佐藤賢一研究室ブログ」より)

 加賀藩からの留学生たちは、長崎に住む外国人の家に一人ずつ預けられたということだが、高峰譲吉は、このロレーロ邸に預けられた。ロレーロは、まだ小さかった譲吉をとても可愛がってくれたらしい。そのおかげで譲吉は、語学だけでなく外国人の暮らし方やマナーも身につけることができたと言う。(「旅する長崎学」サイトより)

 余談ですが…
 坂本竜馬が瀬戸内海で乗船中に衝突して沈没した蒸気船「いろは丸」を、大洲藩が購入した際のポルトガル語の契約書が見つかり、愛媛県大洲市が23日(=2010年4月23日)、内容を翻訳して発表した。
 これまで、オランダ人から購入したと言われていたが、ポルトガル人領事からの購入だったと判明。衝突時に大洲藩の代金の支払いが済んでいなかったとの説もあったが、購入時に全額支払っていたことも分かった。
 契約書は縦約30センチ、横約40センチ。1866(慶応2)年、長崎でポルトガル領事ロウレイロから大洲藩の元郡奉行、国島六左衛門が蒸気船「アビゾ号」を購入し、この船を「いろは丸」とすると大洲藩が宣言。購入時に藩が代金を全額支払ったとの内容が書かれていた。(「涼やかな龍の眼差しを」サイトより)

(文責:事務局)
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