高峰譲吉博士研究会

高峰博士の業績

4.高峰譲吉博士の実績のひとつであるベークライト事業


 世界最古のプラスチックである「ベークライト」は、1907年(明治40年)ベルギー系アメリカ人のL.H.ベークランド博士が開発したフェノール樹脂の製品名です。
 同時期に米国で活躍していた高峰譲吉博士は、懇意にしていたベークランド博士から1909年(明治42年)に「ベークライト」のサンプルを示され、日本でもベークライト工業を興すことを勧められました。高峰博士はこれを日本の塩原又策に伝えました。2年後の1911年(明治44年)、塩原の三共商店は「ベークライト」に係る日本特許の専用実施権をベークランド博士から与えられました。1913年(大正2年)高峰博士を社長に三共株式会社(現第一三共株式会社)が設立され、1915年(大正4年)「ベークライト」は同社品川工場で工業生産が始まりました。
 その後、1932年(昭和7年)、日本ベークライト株式会社が設立され、三共より同事業の一切を継承いたしました。この日本ベークライトを存続会社として、昭和30年(1955年)住友ベークライト株式会社が設立され、現在も同事業はコア事業の一つとして同社に受け継がれています。


> 住友ベークライト株式会社 沿革

 > プラスチック100周年記念


今後の掲載予定

 ・日米親善、民間外交、など…


(記事作成:平成22年9月3日/文責:事務局)